Round-trip letter of Tokyo and Hokkaido

東京のオトコと北海道のオンナ、その離れた距離で行われる往復書簡。

昭和テイストな喫茶店でモーニング

珍しく立ち寄りで一つ目の仕事。早々にこなし、偶然見つけた昭和を感じる喫茶店へ入ってみた。普段ならチェーン展開のドトールエクセルシオールに入るのだが、モーニングの文字に興味をもったのだ。

注文したのはあえて一番リーズナブルで400円のセット。入店しても声もかけてこない無愛想なオヤジがやっている店だった。ここは常連以外は受付ないのかと思ったが、そういうわけではないようであった。「Aセットでアイスコーヒー」そう告げると、ほどなくして用意されたのがこんな感じ。

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ゆでたまごに小さなポテトサラダ、厚切りのトーストとシンプルでありながら、モーニングといえばコレだよね、というメニュー。それにしても路地裏にあるとはいえ、都心の駅から徒歩1分かからない場所にあり、この値段でやっていけるのだろうか。

おかわりも無料だったようで、無愛想に見えたオヤジは適切なタイミングでおかわりはいかが?という声掛けをしてくる。近所の常連と思う人は「いつものでいいや」という一言で注文をこなす。店から一歩でれば、いまだ通勤ラッシュで黙々と歩く人々。そんな店内のテレビでWorld Cup予選敗退を伝えるワイドショーを見ながら、iPhoneで株トレード。

ゆとりがあるのか、ゆとりがないのか。タバコに火をつけて、こんな店が近所にあればよいのにと思った。