Round-trip letter of Tokyo and Hokkaido

東京のオトコと北海道のオンナ、その離れた距離で行われる往復書簡。

2014 F1イタリアGP雑感

Rからは自分のブログでやってよ(wと言われそうですが。たった今BSフジにてF1イタリアGPを見終わったところ。予選で19位に飛び込むという「さすが可夢偉」という存在感を見せつけた、小林可夢偉選手でしたが、今回は残念ながら国際映像ではほとんと映らず。今期のシートも不確定で、今回のGPも直前に呼び出されたのがありありのなか、直近のライバルであるマルシャを抑えての19位はさすがでした。過去の日本人F1ドライバーとは全く違う、腕一つで地位を確保する可夢偉を応援してます。

レースは1位2位がメルセデスという今期を象徴した「もう見飽きたよ」という結果。その後に続くのも、昨年の悪夢が嘘のような名門ウィリアムズ勢。その後は王者レッドブルwithルノーという布陣。なんだかんだ実力通りとも言えます。それでもやはりその存在価値を高めているF1ドライバーはいるわけで。個人的にはクソマシンのケータハムを無理やりねじ伏せてドライビングしている可夢偉選手、そしてチャンピオンベッテルを凌駕する活躍を見せるリカルド、そしてウィリアムズのボッタス。侮れないクビアトというところでしょうか。どんなマシンにのってもキラリと光る才能を見せる選手は出てきますね。

特にリカルドは評価しています。それはクリーンでクレバーなところ。F1ドライバーたるもの紳士たれ、というつもりはないですが、あからさまにトリッキーなディフェンスを見せる(=同時に事故・リタイアが多い)ドライバーは好きじゃありません。ペレスもマルドナードも、そしてケビンマグヌッセンも。やはりアロンソやバトン、リカルドのドライビングは好きですね。

話は戻ってF1イタリアGP。高速サーキットのモンツァでも安定のスピード、メルセデスGPロズベルグシケイン不通過ミスもありハミルトン1位、2位はロズベルグ。3位は今季初表彰台の好調ウィリアムズからマッサ。ボッタス&マッサ体制は来年も継続することが発表されました。ベッテルは作戦が違ったとは言え、今回も新鋭リカルドに負け。マクラーレンに移籍の噂も真実味を帯びてくるか!?

可夢偉は完走17位。チームメイトのエリクソンが20位、かつ順位以上にタイム差があるという事実。ほんと戦えるマシンに乗ってほしい。今期残りもどうしようもないケータハムなど捨てて、せめてザウバーあたりで鈴鹿を戦ってもらえないだろうか。そして来季こそはF1で戦えるチームで参戦してほしい。ほんと期待してる。